インプラント治療の術前プランニング

投稿日:2017年6月22日

カテゴリ:インプラント

本日のインプラント手術は、左下の欠損部に 1本のインプラントを埋入する手術でした。

術前に撮影した CTのデータを、インプラントプランニングソフトに読み込んで、念密に治療計画を立案。この作業に十分な時間をかけることによって、実際の手術にかかる時間を大幅に短縮する事ができます。

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下顎には、下歯槽神経管という 神経と血管が入った管が通っています。 コンピューター上でそれをプロットして描出し(緑色の線)、インプラントを入れる際に 神経管を傷つけないような、 方向・長さ・傾きを考えます。

他にも、前後の歯の距離や傾き具合、噛み合う上の歯の位置などを考慮して、適切な長さ・太さのインプラントを選択します。

ここまで、コンピューターでプランニングしておけば、実際の手術も ほぼこのプラン通りに行う事が可能です。  もちろん、もっと手術を確実にするならば、このデータから 外科用のマウスピースを作成する事も可能です。

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