マウスピースによる拡大非抜歯矯正

投稿日:2018年7月13日

カテゴリ:噛み合わせ

従来、矯正治療といえば ブラケットとワイヤーが主流で、銀の装置に針金が入っている矯正装置をイメージされる方も多いかもしれません。 

時代とともに、銀の装置はプラスチックやセラミックの白い装置に変わり、銀のワイヤーもシャンパンゴールドやピンクゴールドと言ったカラフルな色も登場しまいた。

目立たない矯正装置として、マウスピース矯正はかなり古くからありましたが、その適用範囲は限られており、歯の移動量が軽度なものや 矯正後の後戻りに対して使用する位で、我々が目指す非抜歯で下顎の顎位を正常化するような矯正治療をする事は困難でした。(拡大非抜歯矯正

ところが、近年のマウスピース矯正はアタッチメントという小さな突起を歯に装着する事により、あらゆる動きに対応する事が可能となり、今まで石膏の模型でアナログに動かしていた歯をデジタル化してコンピュータ上で動かす事が可能となりました。 我々が理想としている 抜歯をしないで歯列を拡大してスペースを作り下顎の顎位を理想的な位置へと誘導する矯正を行う事が可能となったのです。(本当に重度のケースではワイヤーによる矯正の方が良い場合もあります)

ワイヤー矯正が文化とまで言われていたアメリカで、マウスピース矯正が爆発的にヒットし ほとんどの人がマウスピース矯正を選択しているのも理解できます。   有名な ハリウッド俳優 トムクルーズもインビザラインで矯正していた事を明かしています。

ページトップへ戻る