口腔内スキャナーによる快適な型取りについて

投稿日:2022年3月8日

カテゴリ:スタッフブログ

 

口腔内スキャナーとは

小型カメラでお口の中を撮影し、コンピュータで患者様の口腔内を立体的な画像で見ることができる装置です。口腔内スキャナーを使用すると、口腔内の細かいところまで正確に見ることができます。

【口腔内スキャナーを使った矯正治療、マウスピース矯正】

歯列矯正には「歯の型取り」が欠かせません。歯型を取るには粘土のような材質を口のなかに入れる必要があり、患者様によっては不快感を覚えたり、嘔吐反射が起きてしまったりと苦痛を伴う場合があります。

しかし、口腔内スキャナーを使用する事でそうした作業が不要になり、短時間で歯の型取りを行う事ができます。

口腔内スキャナーは立体的にお口の中を画面に映し出すことができ、歯並びはもちろん、360度の方向から歯の状態を見ることができます。

特に、マウスピース矯正は歯列矯正が完了するまで何度も歯の型取りをする必要があるため、口腔内スキャナーを導入することで患者様の負担を軽減できるうえ、より精度の高い歯並びや噛み合わせのデータを得ることが可能になります。

さらに、口腔内スキャナーによって得たデータをもとにより精密な治療計画を立てることができ、矯正治療後のシミュレーションも簡単にできるようになります。

口腔内スキャナーで取得した画像データはさまざまな角度から口腔内の検証を行うことができ、矯正の型取りだけではなく詰め物や被せ物の型取りもスキャニングする事により作成する事ができます。

更にはインプラント治療の術前診断や最終的な上部構造の作成にも使用する事ができます。

口腔内スキャナーとCTとを併用し、デジタルによるシミュレーションを行うことで、より安全で迅速なインプラント治療を行う事が可能になります。

治療の際の型取りが苦手な方や、矯正のシミュレーションを見ながら治療をお考えの方は是非当院にご相談くださいませ。Ⓐ

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