虫歯が原因で生じる頭痛について

投稿日:2022年5月16日

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虫歯を放置していると歯の痛みだけでなく、それが原因で頭痛につながる可能性もあります。なぜ頭痛が起こるのか、その理由をご紹介します。

 

虫歯によって歯が痛みだすと、その歯で噛まないようにするため、片方の歯で噛むようになります。そうすると顎の使い方が不自然になり、筋肉が硬直していきます。その結果、後頭部が締め付けられ、頭痛が起きます。この頭痛を緊張性頭痛といいます。

 

また、片方の歯で噛む癖がつくと、噛み合わせが悪くなり、顎関節症になる可能性もあります。顎関節症は顎関節に痛みがでたり、口があかなくなったりするイメージですが、それだけでなく、頭やこめかみなどにも痛みがでることがあります。

 

ほかにも、虫歯が原因で起こる頭痛は脳静脈血栓症も考えられます。

これは、脳の静脈に血の塊ができることで起こる病気で、頭痛や吐き気などを起こします。

この場合は歯科医院だけでなく、内科や脳外科などにも受診するようなので注意が必要です。

 

 このように、虫歯は歯の痛み以外にも様々な症状を引き起こす可能性があります。

虫歯の治療はもちろん、虫歯の早期発見につなげる定期検診や、日々の歯磨きを大切にしましょう。

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