鼻腔への影響

投稿日:2021年7月3日

カテゴリ:子育て歯医者の子供の矯正ブログ

 RAMPA治療は、上顎を前方へ成長発育させますが、同時に上顎を上方へ牽引し、さらに側方へ拡大させます。

上方へ牽引することで、下方成長していた上顎を元の成長方向へ戻すことができます。上顎が下方成長してしまった場合に見られる症状として、いわゆる ガミースマイル があります。 笑った時に上顎の歯茎が必要以上に見えてしまう状態です。これは、単純に唇が上がりすぎているのではなく、上顎が下に成長して落っこちてきているために、笑った時に歯茎が見えているのです。 大人になってから、ガミースマイルを治療するのはとても大変ですが、成長発育途中の子供の時期であれば、正しい方向に修正してあげると、ガミースマイルを改善することが出来ます。

また、上顎を側方に拡大することにより、鼻腔の大きさが変化します。上顎は、口から見れば天井ですが、鼻から見たら 床 なんです。 上顎を大きく拡大することは、鼻腔を拡大することに繋がり、呼吸環境が改善されます。

年齢:10歳、性別:男性、治療説明:RAMPAによる顎顔面口腔育成治療、想定されるリスク:治療期間の延長・装置による口内環境の変化、治療期間:約3年、治療回数:月2回で約3年、治療費:130万円+消費税・月調整料5500円

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